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2025年(一社)日本学生卓球連盟講習会 兼 2025年北信越学生卓球連盟春季選抜強化合宿

2025/03/25

事業名:2025年(一社)日本学生卓球連盟講習会 兼 2025年北信越学生卓球連盟春季選抜強化合宿

主催:(一社)日本学生卓球連盟
主管:北信越学生卓球連盟
期日:2025年3月11日(火)~16日(日)
会場:男子 新潟産業大学体育館
      女子 金城大学体育館

指導者:男子 手塚崚馬(明治大学4年)
       2024年全日本大学総合卓球選手権大会 男子単ベスト16
       2024年全日本学生選抜卓球大会 男子単ベスト16
       FISUワールドユニバーシティゲームズ(2025/ライン・ルール)
       卓球男女日本代表候補選手選考会 男子第5位

    女子 岡村香苗(東洋大学3年)
       2022年関東学生新人戦 女子複3位

練習内容:
・コーチの指導のもと、ストレッチやアップを行い、強豪校の質の高いウォーミングアップを実施。
・3点フットワークやバックミドル・バックフォアなどのフットワーク練習から始め、ストップ対ストップからオールまで、実践的な練習を行った。
・試合練習では、サーブ・レシーブミスで2点失点とするルールや、練習内容を反映した形式など、さまざまな制約を設けて実施。
・個々の課題については、コーチが見て回り、参加者全員がアドバイスを受けられる環境を整え、質の高い練習を実現。
・質疑応答の時間では、多くの質問が寄せられ、大いに盛り上がった。
・練習終了後には、走り込みを含むトレーニングを実施。

講評:
・合宿序盤は、参加者の緊張もあり、やや活気が不足しているように感じられたが、練習が進むにつれて熱気が高まり、充実した合宿となった。
・普段とは異なる練習環境や対戦相手により、緊張やストレスもあったと思われるが、男子は新潟産業大学、女子は金城大学のサポートにより、より質の高い練習を実施することができた。
・コーチからは、全日程終了後に「全員が技術的に成長し、初日とは見違えるようだった」との高い評価をいただいた。

【手塚崚馬コメント】
①合宿の内容について
 今回の合宿では、自身が普段取り組んでいるメニューやトップ選手が実践する練習を意識しました。さらには参加者の課題を考慮したメニューを指導しました。
 指導においては、まず自ら実践し注意点を説明したうえで、一人ひとりに具体的なアドバイスを行うことを意識しました。また、単に練習するのではなく、意識を変えることを重視しました。
 最終日には、初日に指摘した点が改善されているのを見て、選手たちの成長を実感しました。

②指導の工夫や学びについて
 指導を通じて、選手としての視点とは異なり、客観的にプレーを見ることで多くの発見がありました。選手としては気づかない細かい部分にも目が向き、指導の重要性を再認識しました。
 うまく伝わらない場面では、選手が「なんとなくできる」状態で終わらないよう、できるまで徹底的に指導することを心がけました。
 今回の経験を通じて、卓球をより深く考える機会となり、自身の成長にもつながりました。

③今後の目標について
 特に印象に残ったのは、昨年に続き参加した選手たちの意識の高さや向上心、積極的な姿勢です。その熱意に刺激を受け、自分自身も頑張ろうと思いました。
 今後は社会人になっても卓球を続け、これまで以上に良い成績を残せるよう努力していきます。

【岡村香苗コメント】
①合宿の内容について
 台上技術に課題を感じている選手が多かったため、台上を意識した練習メニューを取り入れました。
 指導の際は、どのような状況でミスが発生しているのかを選手と話しながらアドバイスを行い、その理解を深めるようにしました。特に、アドバイスした点が翌日のプレーに生かされている場面を見たときに、選手の成長を実感しました。

②指導の工夫や学びについて
 指導者の立場になると、選手のプレーをより客観的に見ることができ、自分自身にとっても学びの多い経験となりました。指導の際は、感覚が人それぞれ異なるため、より具体的に伝えることを意識しました。
 また、この経験を通じて、課題解決には自分だけでなく他者のアドバイスを取り入れることも重要だと感じ、人に頼ることの大切さを実感しました。

③今後の目標について
 初めての指導経験でしたが、学生たちが積極的にアドバイスを求めてくれたことが嬉しく、特に印象に残りました。
今後の目標としては、大学生活最後の1年を後悔のないように全力でやり切りたいと考えています。

【北信越学生卓球連盟・幹事長 宮本皓志郎コメント】
①今大会の運営で大変だったことについて
 幹事長として初めての事業であり、合宿の実施に向けた準備や調整に苦労しましたが、理事や先輩方の協力により無事に終えることができました。

②今大会で印象に残ったことについて
 参加者全員が真剣に取り組む姿が印象的でした。特に、コーチに積極的に質問したり、選手同士で切磋琢磨する様子を見て、運営のやりがいを感じました。

③今後の目標について
 今回の経験を活かし、スムーズな大会運営を目指します。5月の春季大会では、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、準備を徹底して進めていきます。

取材:米田裕哉(明治大学3年 当連盟幹事長)


  

 

北信越学生卓球連盟HP

以上